皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田瞳です。
以前よりブログでお伝えしている自宅の計画ですが、解体工事が始まりました。
解体工事が終わると地盤調査に進み、地盤改良工事をして、いよいよ建物工事のスタートです。
5月にブログで家づくりのスタートをご報告してから、気づけば4カ月以上が経っていました。
パッシブハウスの認定取得を目指すと決めてから、断熱についても見直し、断熱材の種類や付加断熱、気密や防湿のことなど様々なことを考えてきました。
興味のあった木繊維の断熱材を使うのは楽しみですが、今までの断熱工法と大きく異なるので、施工手順も慎重に確認しながら進めていく必要がありそうです。
吹込み作業中の現場見学へ
色々な方に施工について相談し勉強させていただいていますが、その中の一人、倉敷市にある中祥建設の阪口さんのご厚意で、岡山市の現場にお邪魔してきました。
気になっている納まりの相談をし、断熱材の吹込み作業の見学もさせて頂きました。
断熱工事を専門にしている島崎さんが、セルロースファイバーの吹込みを実演しながら説明してくださいました。
全国各地の現場で断熱施工をされているということで、材料から気密の取り方まで詳しく教えて頂きました。
吹き込んだ断熱材を抑えているシートをカットしてくれました。
シートを外しても、パンパンに詰まった中のセルロースファイバーは落ちません。
壁から半分掻き出してみても、残りのセルロースファイバーが落ちずに留まっています。
ふわふわした素材のセルロースファイバーが落ちないのは、しっかりと隙間なく吹き込みが出来ている証です。
我が家に使用予定の木繊維とは違う素材ですが、施工の方法は同様です。
どちらもうまく施工できていないと、時間の経過とともに断熱材が壁の中で落ちて偏り、断熱性が損なわれてしまいます。
壁の中に隠れてしまう部分なので、きちんと施工されているかが分かりにくいため、こうやって実演してくれると安心できますね。
目で見て体験して、大変参考になりました。
貴重なお時間を頂きまして、阪口さんも島崎さんも、ありがとうございました!
最後に
パッシブハウスの認定取得を目指すことになってから、多くの方と出会い、学びの機会を頂いています。
皆さん真摯に建築という仕事と向き合い、楽しんでいる姿が印象的です。
satoieとして新たな挑戦に不安は感じつつも、愉しんで家づくりを進めていきたいなと思っています。
工事の様子などは、完成までこちらのブログやInstagramで定期的にお伝えしていく予定です。
引き続き、楽しんでいただけましたら嬉しいです。