life

lifestyle

私たちは人の欲求の根幹にある安心・安全を守ることを満たすために、性能を重視した家と環境を重視した設計を提供しています。けれど、そこに住まうご家族自体にコミュニケーションがなければ、いくら環境が良い家だったとしても、暮らしは豊かにはなりません。家族が一体となりコミュニケーションが盛んになること、そしてその生活スタイルの基礎があることで他者と関わる意欲を持つようになると考えています。

何よりも、食は家族の身体をつくるものです。食べることで身体の健康を守るという意味だけでなく、食事は家族の距離を近づかせて、同じ空間で話し、一緒に過ごすということで、心の健康=心の安寧を生み出します。ここに家づくりと暮らしの本質があると考えています。

point. 1

プランニングをする際に、環境を読み解きながら心地よい場所にキッチン・ダイニングをまず設計する。そうすることで、家族の会話が交差するポイントを考えながら間取りづくりをすることができます。家族みんなで食卓を囲むだけでなく、居場所の一つとしてのキッチン・ダイニングをつくることで、自然と家族の会話が増えるような暮らしを。

point. 2

キッチン・ダイニングから家の中をできるだけ見渡すことができる設計にすることで、キッチンが孤立することがなく家族が常に近すぎず遠すぎずの程よい関係をつくることができます。また見渡せる設計をできるだけ実現することで、子どもが小さい時に目が届き、安心して家事できるというメリットも。

value

木を使った家具をつくるように、日常で使うものをデザインする。できるだけ自分たちの手で手入れができて、少しずつ深みが出て味わい深くなり、愛着が湧いてくるようなものをすぐそばに。食を中心として考えるからこそ、キッチンやダイニングテーブルなどは木材を使って長く使えるものをご提案します。

point. 1

satoieのブランドを象徴するアイコン的な存在がキッチンです。木のキッチンを女性建築士と一緒になって使い勝手を考えながら自分にピッタリとくるものをセミオーダーメイドします。規定のサイズを組み合わせて、仕上げを床材などに合わせて選び、使い方に合わせて無限の組み合わせを。

point. 2

設計において、キッチン・ダイニングを考える際に大切にしていることは、キッチンが軸となり、その周りに人が集うことをイメージしながら「家族の背中を見て過ごす」「姿が見えない」ということがないようにすることです。そしてキッチン・ダイニングの先に庭や植栽や畑を用意する。それらを見て楽しめる窓+半外半中空間でその居場所を使えるようにする。家族思い思いの居場所があれば、自然とキッチンを中心に守りたくなる景色が増えるはずです。

person

家族の繋がりを大切にすることや、どんな価値観で物づくりをするのかにこだわるのは、女性であり母でもある建築士だからこそ考えることであり、実体験からくるこだわりなのです。satoieの家づくりでは、実際に家を「使う」ことや家族と「触れる」時間が長い女性目線を取り入れるということにこだわりを持っています。初めから終わりまで同じ女性建築士が担当しますので、些細なことでも「こんなこと聞いてもいいかな?」と悩む前になんでもご相談ください。