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家づくり性能について

馬場塾に参加してきました

2025.02.10

皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田瞳です。

ブログでご報告しないままとなっていましたが、10月に自宅の新築工事が始まり、12月に無事上棟いたしました。
現在は気密測定も終わり、5月頃の完成を目指して工事が進んでいます。

パッシブハウスの認定を目指しているのはもちろん、今回は施工方法を見直した部分も多く、現場の職人さんたちと一緒に考え、学びながら家づくりが進んでいます。
職人さんたちも前向きで愉しんでくれているので、ありがたいなと感じています。

バタバタと毎日が過ぎてしまってブログが書けていなかったので、また改めて工事の様子は遡ってご紹介しようと思います。

鹿児島に行ってきました

さて、そんな中ですが、親和建設の中桐さんにお声掛けいただいて、1月20~21日に鹿児島に行ってきました。

鹿児島で世界基準の超高性能住宅を建てているPASSIVE STYLEの代表、馬場社長が「馬場塾」を開催するということで、姉妹で参加させていただきました。
2日間に渡って、世界基準の家づくりについて学びます。

鹿児島に行くのは初めてだったのですが、この日は最高気温が18度近くありました。
岡山よりも暖かい地域ですが、冬は雪が積もることもあるそうで、また、桜島の噴火が続いているため火山灰が積もる日も多く、洗濯物はほとんどの方が外に干さないのだとか。
地域によって環境や暮らし方が違うのだなと改めて感じます。
ちなみに写真は撮れませんでしたが、車から見えた桜島は壮大でとても素敵な景色でした。

PASSIVE STYLEさんに到着

PASSIVE STYLEさんの事務所に到着し、ご挨拶をした後に事務所の中にお邪魔させていただきました。
「入口に見えない温度のカーテンがありますよ」
その言葉通り、扉を開けて手で触れると、冷たい外気と暖かい室温の境目が分かります。

中に入ると、とにかく暖かい!!コートを脱いでも暑いくらいです。
普段は冬も外付けブラインドを下げて温度調節するそうで、この日は参加者を驚かせるために外付けブラインドを使わずに室温を上げてくれていたそう。
夏の暑さ対策として日射遮蔽する外付けブラインドを、冬に使うのにも驚きましたし、無暖房でもここまで暖かくなるのが驚きです。

その証拠に、お会いした馬場社長は半袖のTシャツに足元は裸足。
2日間、外でも同じ服装で過ごされていました。
暖かい環境で過ごされているので、代謝が良くなって冷えないのだとか。

1日目がスタート

暖かさに驚きつつ、ご自宅に移動して1日目の座学がスタート。
全国から工務店などの建築関係者やメーカーの方など、30名近くが参加されていました。
(テレビ番組の取材が入っていたようで、撮影されていました。)

6年前にドイツへ行き、日本と世界の家づくりの違いに衝撃を受けたという馬場社長。
高性能な世界基準の家を日本中に広めるために、全国の工務店などを対象に馬場塾を開催しているそうです。

パッシブデザインや断熱・気密・耐震性、素材選びや家づくりへの想い等々、資料を見ながら講義をして下さいました。
実際にお客様に初回にお話しする内容を中心に、その伝え方を学びます。

超高性能住宅をなぜ建てるのか?
馬場社長のお話を聞いていて感じたのは、超高性能住宅がそこに住む人にとって幸せだ、と心から思っているということ。
言葉や資料も大切ですが、何よりも造り手である自分たちが、心から必要だと感じていることが「伝える力」になるのだなと実感します。

様々な資料やお施主様とのお話、施工についても説明頂き、改めて気付かされることや勉強になることの多い時間でした。
座学が終わってからは、懇親会へ。
美味しいしゃぶしゃぶとトンカツを頂きながら、皆さんと楽しく意見交換をし、1日目が終わりました。

2日目は見学へ

2日目は建築現場の見学です。
馬場社長の運転する車に乗せて頂き、1日で完成・建築中含めて、9件も現場を見学させていただきました。

建築中の現場は、基礎工事中の現場や仕上げ途中の現場、リノベーション中の物件等々。
進捗段階の異なる現場を見せて頂いたので、実際の納まりや施工のポイントなども実物を見ながら詳しく解説いただき、現場では皆さん興味深々です。
施工中の現場も、断熱や窓の施工が終わった現場は本当に暖かかったです。

お引渡し後のおうちも何件も見せて頂いて、その中の1件では、お施主様のお話が伺えました。
そのお施主様は別の会社で新築住宅を建て、築3ヶ月でその家を手放してPASSIVE STYLEで建て替えることを決めたのだそう。
家づくりの経緯も聞かせていただきながら、笑顔で話す姿に今の住まいに満足されているのだなと感じます。
最後にお施主様が「この家が一番幸せです!」とキラキラの笑顔で仰っていた姿がとても印象的でした。

事務所スタッフの中にはPASSIVE STYLEでおうちを建てたお施主様もいらっしゃり、その方の生の声も聴かせて頂きながら2日目は見学させていただきました。
お施主様たちと馬場社長の関係性も素敵で、素晴らしい仕事をされているなと感じます。

2日間ありがとうございました!

最後は事務所に戻って、参加者で挨拶をして記念写真を撮影。
多くを学び、本当に貴重な経験をさせて頂きました。
もっともっと良い家づくりをしたい、そう感じた2日間でした。
馬場社長、事務所の皆さま、そしてお施主様、ありがとうございました!

帰りは今回お誘いいただいた親和建設の中桐さんと、同じく岡山から参加した生行建設の津島さんと一緒に4人で新幹線に。
馬場社長オススメの地鶏の鶏刺しや、鹿児島名物のさつま揚げなどを食べながら、2日間の想い出やこれからの家づくりへの想いなども話し合い、楽しい時間を過ごしながら帰りました。
中桐さんにお誘いいただいて、お二人と一緒にこの経験が出来て良かったなと思っています。
お二人も、2日間ありがとうございました。

倉敷で高気密高断熱な木の家を「satoie」

竹田建設株式会社

〒711-0931 岡山県倉敷市児島赤崎4丁目2273-2

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