blog

素材とお手入れスタッフブログ

住まいにおける「素材選び」

2026.10.01

皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田亜沙美です。

今日から10月スタート!朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。
先月は各地に大雨の被害がもたらされ、不安な毎日を過ごされている方も多いと思います。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

素材選びとは…

さて、今日は私たちsatoieが考えている「素材選び」について、少しお話させていただきます。

いきなりですが、食べたことのない食品を買う時に「成分表示」を確認しますか?

私は子どもが生まれてから、よく見るようになりました。
というのも、長男がアレルギー持ちで食べられない物があるからです。

アレルギーがない長女や次男にも、出来るだけ添加物の少ないものや、月齢や年齢に応じた食品を選ぶという意味で成分表示を確認するのは、ほぼ毎日の習慣になっています。

アレルギー成分が別枠で表示されている商品も多く、大変助かっています。
それだけアレルギーを気にしたり、対策が必要な方も多いのかな、と感じています。

産地はどこかな、遺伝子組み換えは使われているかな、賞味期限はどうかな、など様々なことを確認されていると思います。

「口にするものは、より安全で、身体にとって良いものであって欲しい」

そういった想いで成分表示を確認されている方が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。

食品以外にも…

では、衣類を購入するときはどうでしょう?

実は私、特定の繊維に肌が負けてしまうことがあり、購入時には必ず品質表示を確認しています。
子ども達も私と似て肌が敏感なので、肌着を買う時などは特に気を付けて確認するようにしています。

素材によって着心地や肌への刺激・負担も変わってきます。
直接肌に触れるものだから、心地よく感じる素材を選びたいですよね。

こういった食品や衣類に対して、原材料を確認することは、現代の暮らしにおいて、そう珍しい行動ではないと思います。

では、毎日吸い込んでいる家の中の空気や、毎日触っている部屋の床や壁について、食品や衣類と同じように確認したり、考えている方はどれくらいいるでしょうか。

部屋の仕上げ材と言われる内装材は、毎日私たちが触れるもの。
床や壁だけでなく、窓の枠だったり、扉だったり…
家の中では本当にたくさんのものに毎日触れて暮らしています。

そして空気。
温度や湿度、二酸化炭素の濃度や香り、空気は換気や空調の影響を受けたり、部屋の内装材により大きく左右されています。

内装材の中には、素材そのものの性質として、調質や消臭効果の期待できるものもあります。

また内装材は基本的に下地材に貼り付けて仕上げられています。
その貼り付け方には、釘を使うこともあれば、接着剤を使うこともあります。

目に見えない部分に、どんな接着剤が使われ、そこからどんな空気が生まれるのか。
それは、私たちが家の中で毎日無意識に吸い込む空気の「成分」そのものになるのです。

素材選びの基準と、その先

私たちがsatoieの家づくりで選んでいる素材は、自然素材100%のものも多いですが、全てがそうというわけではありません。

例えば、私たちがよく使う珪藻土の塗り壁は、接着剤として食品でもあるコーンスターチが使われていて、まじりけのない自然素材100%です。

一方で、足触りの良い無垢の床には、自然塗料を塗って仕上げますが、床をしっかりと固定するために、施工の段階では木工用ボンドも使用しています。

「100%自然素材でなければダメ」と頑なになるのではなく、お家の耐久性や安全性をしっかりと守りながら、その中で「出来るだけ自然に近いもの、身体に優しいと感じるもの」をバランスよく選ぶこと。それが、私たちの素材選びの基準です。

こうした素材を選ぶようになったのは、やはり私自身の子どもがアレルギーを持っていたことが大きなきっかけでした。

毎日を過ごすお家の中くらいは、身体に無理のない、安心できる素材で包んであげたい。
その想いから、satoieの素材選びは始まっています。

そうして真摯に素材を選び抜いていくと、不思議と最終的にはどれも「環境への負荷が少ないもの」にたどり着きました。

住む人の身体に優しいものは、巡り巡って、私たちの暮らす地球環境にも優しいものになる。
丁寧な家づくりと向き合うことは、未来の地球を守ることにも繋がっているのだと、感じています。

そうやって地球の環境にも、暮らす人の身体にも優しい家をつくることは、私たちがとても大切にしている「未来へ残していく家」というテーマにも真っ直ぐに繋がっています。

自然の恵みから生まれた素材は、時代の流行に左右されることがありません。
年月が経つほどに深まっていく豊かな味わいや、その家だけの経年変化を愛おしいと感じてくださる次の世代へ、そのまま大切に受け継いでいただける家であると考えています。

今は、世代ごとに建ててはすぐに壊してしまうような時代ではありません。
手を入れながら、愛着を持って長く大切に使えるものを造り、次の時代へとそっと繋いでいく。

これからの社会において、そんな持続可能な家づくりが何より求められているのだと、私たちは建築士、地域工務店として考えています。

暮らしを重ね、育む

satoieの家は、完成したときが一番美しいわけではありません。
むしろ、そこからがスタートです。

陽の光をたっぷり浴びた無垢の床が、少しずつ味わい深く変化していったり。
何年経っても変わらない、お家に帰ってきた瞬間に深呼吸したくなる木の香りに包まれ、ほっと心が満たされたり。

私たちが厳選した心地よい素材とともに、住む人と一緒に育っていくお家を造りたいと思っています。

毎日触れる床、毎日見上げる壁、そして毎日吸い込む空気。
私たちが目に見えない部分にまで誠実に選んだ素材に守られて、そこに住む人が笑顔で、安心して暮らしてくださることが私たちの何よりの喜びです。

食品や衣類の成分を気にかけるように、お家の素材にも少しだけ目を向けてみること。
そこから始まる「身体がよろこぶ暮らし」を、私たちsatoieはお客さまと共につくっていきたいと考えています。

家づくりに「原料を確認する」というモノサシを是非、持ってみてください。

倉敷で高気密高断熱な木の家を「satoie」

竹田建設株式会社

〒711-0931 岡山県倉敷市児島赤崎4丁目2273-2

[ お問い合わせ先 ]

TEL:086-472-1035 [お問い合わせページはこちら]

受付時間:8:00〜17:00 [定休日:日曜・夏季・年末年始]

[ 施工エリア ]

岡山県倉敷市を中心とした片道1時間圏内を基準としています。
倉敷市・早島町・玉野市・岡山市・総社市・浅口市・矢掛町・里庄町

[ 施工事例 ]

公式サイト施工事例ページはこちら >>>

Instagramでも施工事例を更新中!