皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田亜沙美です。
昨日のブログでは、来年度の家づくりに利用できそうな国の補助金の見通しについてお話をしましたが、国だけでなく、お住まいの県や市町村でも利用できる補助金がある場合があります。

私たちが暮らす岡山県、岡山市、倉敷市では新築時に使える補助金がいくつかあります。
今日はそれらの補助金について、まとめてみようと思います。
昨日お話した国の補助金と併用できるものが多いので、皆さまの家づくりの参考になさってくださいね。
※岡山県、岡山市、倉敷市の補助金は2026年度の制度をもとにまとめています。同様の補助金が例年設けられていますが、来年度の補助金については、県や各市町村の発表後にご確認ください。
岡山県産材の補助金|地産地消で木のぬくもりを感じる住まい
おかやまの木で家づくり支援事業
「おかやまの木で家づくり支援事業」は、一言でいうと「岡山県産の木を使って家を建てたりリフォームしたりすると、補助金がもらえる」というものです。
自然豊かな岡山県で育ったヒノキや杉などの「県産森林認証材」を一定量以上使うことで、新築の場合は12.8万円〜最大30.4万円の助成が受けられます。

「地元の木を使って、長持ちする心地良い家を建てたい」という方にピッタリの制度です。
新築だけでなく、1㎥以上使用するリフォーム(既存住宅の改修)も対象になります。
例年、大変人気の補助金で今年も9月30日には受付が終了となりましたので、ご注意ください。
太陽光・蓄電池の補助金|エネルギーの自給自足へ
電気代の節約や災害対策として人気の「太陽光発電システム」や「蓄電池」といった創エネ・省エネ設備の設置には各市町村で補助金が設けてあるケースが多いです。
これらの設備を組み合わせることで、各市独自の「スマートエネルギー補助金」も併用できるチャンスがあります。
※2026年度は「みらいエコ2026事業」のGX志向型住宅の補助金との併用が出来ました。
例年の傾向をベースに、岡山市・倉敷市の戸建て向けメニューをまとめました。

岡山市|新築もリフォームも手厚く支援
住宅用スマートエネルギー導入促進補助事業
岡山市では、設備を導入した後の申請で、新築だけでなく、既築の住宅にも幅広く対象になるのが特徴です。
- 太陽光発電: 1kWあたり3万円(上限15万円)
- 蓄電池: 1kWhあたり1.5万円(上限20万円)
※太陽光と蓄電池をあわせると最大35万円の補助となります。
倉敷市|新築ZEHやリフォームに合わせたメニュー
創エネ・脱炭素住宅促進補助金
倉敷市の「創エネ・脱炭素住宅促進補助金」は、計画に合わせたメニューが用意されています。
- 新築の方(ZEH住宅): 倉敷市内でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築・購入をする場合、一律20万円の定額補助があります。
- リフォーム(既築)の方: すでにお住まいのお家に太陽光を後付けする場合、1kWあたり2万円(上限8万円)、蓄電池は1kWhあたり1万円(上限6万円)の補助が受けられます。

浄化槽の補助金|土地選びの際に要チェック
下水道の未整備区域などで家を建てたりリフォームしたりする際、環境に優しい「合併処理浄化槽」を設置する場合には、市からの補助金が出る地域があります。
建物の規模(延床面積や世帯人数など)によって「人槽(サイズ)」が決まり、それに応じた補助額が交付されます。
- 新築の場合の目安(5人槽〜): 岡山市・倉敷市ともに、約33万円〜の本体設置補助があります。
- リフォーム(転換)の場合: 今お使いの古い単独浄化槽やくみ取り便所から合併処理浄化槽へ切り替える場合は、本体の補助に加えて既存設備の「撤去費用」や「宅内配管の工事費用」が上乗せ(最大30万円〜40万円ほどプラス)され、より手厚い支援になります。
※浄化槽の補助金は、設置する場所が「補助対象エリア」であるかどうかがポイントです。土地探しの段階やリフォームの計画時にしっかり確認しておきましょう。
雨水タンクの補助金|自然の恵みを活用し、内水氾濫抑制へ
もうひとつ、お家を建てた後の暮らしにちょっと嬉しいのが「雨水タンク」の補助金です。
屋根に降った雨水をタンクに貯めて、お庭の草花への水やりや、家庭菜園に有効活用できます。
水道代の節約になるだけでなく、大雨のときに下水道へ一気に水が流れ込むのを防ぐ役割もあります。
- 岡山市: 製品代(本体・付属品)の3分の2(上限3万円)を補助
- 倉敷市: 市販製品の標準価格の3分の2(上限20万円)を補助
※どちらの市も、設置業者へ支払う工事費などは対象外(物代のみが対象で工事費は対象外)となる点や、「必ず製品を購入する前に申請する」必要がある点に注意が必要です。
緑化の補助金|緑のある街並みに(倉敷市限定)

倉敷市で家づくりをされる方に、ぜひ知っていただきたいのが、「民有地緑化補助金制度」です。
道路から見える範囲にお庭をつくったり、生垣や花壇を設置したりする費用を支援してくれます。
- 生垣やシンボルツリーの植栽: 高さ1.5m以上の樹木を3本以上植える、または長さ2m以上の生垣をつくる場合、樹木の購入費に対して最大10万円の補助。
- 花壇の設置: レンガや木材で区画をつくり、お花を植える場合、工事費や材料費に対して最大5万円の補助。
※合わせて最大10万円まで補助が受けられます。
お家の印象を決めるシンボルツリーや、季節を感じる花壇を整えられる、とても素敵な制度です。(※こちらも「着工前の申請」が必須となります。
まとめ|これから岡山・倉敷で家づくりを検討される方へ
今回ご紹介した県や市の補助金は、非常に人気が高いため、例年予算上限に達すると年度の途中で受付が終了してしまうものも多いです。おそらく来年度(2027年度)も同様の形で募集が始まると予想されます。
せっかく岡山で家を建てるなら、地元で育まれた木を使い、自然の恵みや緑に配慮した住まいで豊かな暮らしをするのが一番だと思います。
またエネルギーを自給自足することは家計に優しいだけでなく、地域の環境を守ること、未来のこともも考えた家づくりです。

「私たちの計画だと、国の補助金と合わせてトータルいくらくらいになりそう?」
「補助金をうまく活用するためのスケジュールは?」
など、気になることがあれば、個別相談会などでいつでもお気軽にスタッフへお尋ねください。
タイミングが合うものを上手に活用していきたいですね。
とはいえ、補助金のスケジュールに左右され過ぎるのも要注意です。
ご自身やご家族にとって大切にしたい想いを共有しながら丁寧に、皆さまにぴったりな家づくりの進め方をサポートさせていただきます。
今回はご紹介しきれなかった補助金もありますので、また改めてブログでご紹介しようと思います。
