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性能について

断熱材の選び方で変わる夏の快適さ

2026.08.02

皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田瞳です。

7月28日に熊本で大きな地震があり、ニュースを見るたび胸が痛みます。
被災された皆さまが、どうか一日も早く落ち着いた時間を取り戻せますよう願っています。

外は厳しい暑さが続き、日差しと湿気で体にまとわりつくような暑さを感じる季節になりました。
玄関先では毎日セミの声がにぎやかに響いていて、夏の深まりを感じます。

モデルハウスの中に入ると、外の暑さとの違いがすぐに分かります。

家じゅうの空気が均一に整っていて、どの部屋でも不快な温度差がありません。
1階と2階で多少の差はありますが、1~2℃ほどで、家の中を移動しても温度がほとんど変わらず、どこにいても同じように快適に過ごせます。

全館空調の仕組みを採用していますが、使っているエアコンは10畳用の1台のみ。
それで33.3坪の建物全体を冷房できているというのは、設備の力だけではなく、建物そのものの性能が大きく影響しています。

夏の2階で感じる“不快さ”

夏、2階に上がったときに、室内の熱気がこもって息苦しく感じたことはありませんか?

多くの住宅では、屋根が強い日差しを受けるため、上階が暑くなりやすく、熱気がこもってしまうことがあります。

エアコンをつけても冷えるまで時間がかかり、夜になっても熱が抜けない。
そんな経験をされた方も多いと思います。

モデルハウスでは、こうした“上階の暑さ”が起こりにくい理由があります。

空調が隅々まで効く家の理由

空調が隅々まで効いて、不快な暑さを感じない大きな理由は3つあります。

・断熱性
・外付けブラインドによる日射遮蔽
・木繊維断熱材(ウッドファイバー)の特性

この3つが合わさることで、10畳用のエアコン1台でも家じゅうが快適に保たれています。

木繊維断熱材(ウッドファイバー)

モデルハウスで使用している木繊維断熱材(シュタイコzell)は、針葉樹の木を細かくほぐしてつくられる自然素材の断熱材です。

木の繊維をそのまま活かした断熱材のため、空気をたっぷり含む構造になっていて、夏の強い日差しで屋根が熱くなっても、その熱が室内に伝わりにくいという特徴があります。

ここで大切になるのが「比熱容量」という性質です。

木繊維断熱材は熱をため込み、ゆっくり伝えるため、屋根に当たった熱が室内に届く前に外気温が下がり、断熱材の中を進んでいた熱が外へ戻っていくような働きが生まれます。
この「熱が入りきる前に逃げていく」性質が、夏の快適さにつながっています。

また、シュタイコzellは吹込みタイプの断熱材で、木の長い繊維が立体的に絡み合い、互いに支え合う構造になっています。
この繊維の絡みが自重による沈下を防ぎ、時間が経っても厚みが保たれやすいのが特徴です。
適切な密度で隙間なく吹き込むことで、断熱の欠けや壁体内のトラブルを防ぎやすくなるという安心感にもつながります。

さらに、木繊維はもともと調湿性が高く、もし湿気を含んだとしても乾きやすい素材です。
壁の中に湿気をため込みにくいので、結露のリスクを減らすことにもつながります。

自然素材ならではの安心感と、家の性能をしっかり支える力をあわせ持った断熱材、それが木繊維断熱材(ウッドファイバー)です。

屋根断熱が“暑さ対策”になる理由

夏、2階が暑くなりやすいのは、屋根が強い日差しを受けて熱をため込みやすいからです。
だからこそ、壁よりも屋根の断熱を強化することが重要になります。

モデルハウスでは、屋根に400㎜厚の木繊維断熱材を吹き込んでいます。
木繊維断熱材は熱をゆっくり伝える性質があります。
日中、屋根に当たった太陽の熱が断熱材の中を進んでいる間に日が暮れ、室内に届く前に外気温が下がっていきます。

すると、断熱材の中を進んでいた熱が折り返すように外へ戻っていく。
つまり、「室内に熱が入りきる前に外へ逃げていく」という現象が起こります。

これが、木繊維断熱材が夏に強いと言われる理由です。

数値だけでは見えない性能がある

UA値やQ値、熱伝導率などの数値だけを見ると、木繊維断熱材は特別高性能という印象はないかもしれません。

でも、木が本来持つ調湿性や蓄熱性、そして比熱容量のような“熱の伝わり方そのもの”まで含めて断熱材を選ぶと、体感としての快適さが大きく変わります。

私たちが木繊維断熱材をご提案しているのは、数値だけでは測れない、「暮らしの快適さにつながる性能」を大切にしているからです。

気になる方はぜひ体感してください

モデルハウスは随時見学受付中です。
また、9月には3日間の見学会を開催いたします。
その他にも、毎月ワークショップなどの暮らしにまつわるイベントも行っています。

空調の効き方や、木繊維断熱材の体感は、文章よりも実際に中に入っていただく方が伝わりやすいと思います。
興味のある方は、ぜひお気軽にご参加・お問い合わせくださいね。

9/4(金)-9/6(日)開催:モデルハウス夏の体感会

9/8(水)開催:体がよろこぶ料理教室

倉敷で高気密高断熱な木の家を「satoie」

竹田建設株式会社

〒711-0931 岡山県倉敷市児島赤崎4丁目2273-2

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