皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田瞳です。
今月上棟した早島町の家。工事も順調に進んでいます。
現場へ向かう途中に田んぼの広がる道を通ることがあります。
先日も車を走らせていると、黄金色に実った稲穂が一面に広がっていました。
すでに稲刈りを終えた田んぼもあり、実りの季節を感じる穏やかな風景です。

事務所や自宅の周辺にはあまり田んぼがないため、こうした景色を見るたびに新鮮な気持ちになります。
この地域にお住いの方にとっては当たり前の風景かもしれませんが、私にはとても魅力的な景色に映りました。
そんな景色を眺めながら、「いい土地とは何だろう」と改めて考えていました。
この地域ならではの風景
土地の魅力と聞くと、眺望の良さや交通の利便性、日当たりの良さなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
海が見えること、山が見えること、広い空を感じられること。あるいは田んぼや畑、川や池のある風景に心が安らぐ人もいるでしょう。
空港の近くで飛行機を眺められることや、季節ごとに変化する自然を感じられることも、その土地ならではの魅力です。
普段暮らしていると見慣れた風景になってしまいますが、その地域らしさは、その土地の大切な個性なのだと思います。

暮らしの心地よさをつくるもの
ただ、その魅力をどう感じるかは人それぞれです。
自然が豊かな環境を心地よく感じる方もいれば、虫や動物が気になるという方もいるでしょう。
学校が近いことも同じです。
通学に便利で安心と感じる方もいれば、静かな環境を求める方には気になる要素になるかもしれません。
一方で、毎日子供たちの元気な声や姿に喜びを感じたり、運動会の練習の音に季節の移ろいを感じたりする方もいらっしゃると思います。
交通の便を重視する方もいれば、多少不便でも静かな環境を選びたいという方もいるでしょう。
こうして考えてみると、土地の魅力は本当にさまざまです。
広い土地に魅力を感じる方もいれば、手入れがしやすい広さがちょうど良いと感じる方もいます。
何が魅力になるかは、その人やその家族の暮らし方によって違うのだと思います。
土地と住まいをあわせて考える
家づくりを考え始めると、土地探しからスタートされる方も多くいらっしゃいます。
しかし、自分たちの希望をすべて満たしてくれる土地に出会えるとは限りません。
景色は気に入っているけれど道路からの視線が気になる。
利便性は良いけれど隣家との距離が近い。
そんなこともあります。
窓の配置を工夫して取り込みたい景色を切り取ったり、視線が気になる場所は建物や植栽でやわらかく遮ったり。
庭や外構の計画によって、その土地に不足している魅力を補うこともできます。
私たちは土地を見るとき、その土地の条件だけでなく、建物や庭とあわせて考えることを大切にしています。
また、断熱性能や素材選びも暮らしの心地よさに大きく関わります。
つまり、心地よい暮らしは土地だけで決まるものではなく、土地・建物・庭を含めた計画の中でつくられていくものだと思っています。
けれども、土地選びは土地だけで完結するものではありません。
自分たちらしい土地選び
慣れ親しんだ地域で土地を探す場合は、その土地の良さや心地よさをすでに知っていることが多いでしょう。
しかし、初めての地域で土地を探すとなると、なかなか判断が難しいものです。
広さや価格、日当たり、交通の便、ハザードマップなどはもちろん大切な判断材料です。
ですが、それと同じくらい
「どんな景色を見ながら暮らしたいだろう」
「どんな環境に心地よさを感じるだろう」
と考えてみることも大切ではないでしょうか。
家族で大切にしたいことを話し合うことで、自分たちらしい土地選びの基準が少しずつ見えてくるように思います。
土地は単なる場所ではなく、これからの暮らしの舞台です。
だからこそ条件だけではなく、その場所でどんな毎日を過ごしたいのかという視点も大切にしていただければと思います。

土地探しもお気軽にご相談ください
家づくり相談会では、建物のことだけでなく土地探しのご相談も承っています。
土地選びに迷われている方や、希望する暮らしに合う土地を探したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
土地と住まいをあわせて考えながら、ご家族にとって心地よい暮らしの形を一緒に考えさせていただきます。
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