皆さま、こんにちは。satoie(竹田建設株式会社)の竹田亜沙美です。
昨日まで「モデルハウス夏の体感会」を開催しました。
夏の暑さを体感していただくつもりが、予想に反して涼しい週末でしたが(笑)、同業者の方からも見学いただき、私たちの家づくりに対する想いをお伝えできたと思います。
さて、前回のブログでは、住宅性能は断熱や気密、耐震だけでなく、もっとたくさんあること。
それらがバランスよく調和して初めて「ストレスのない環境」という暮らしの器ができる、という少し真面目なお話をさせていただきました。→前回のブログ
私たちがそんなふうに、住宅性能やそのバランスにこだわるのは、理由があります。
その先にある「暮らしの営み」を、心から愉しんでほしいと思っているからです。
暮らしの「営み」とは…
「営み」と言うと、ちょっと特別な、大袈裟な表現に聞こえるかもしれません。
でも私たちがイメージしているのは、いつもの日常のワンシーンのことです。
例えば…
朝、いつもより少し早く目が覚めて、キッチンでお湯を沸かす時のこと。
休日の昼下がり、無垢の床をごろごろと転がる子どもの姿を見ながら、夕飯の支度をしている時のこと。
仕事から帰ってきて、玄関を開けた瞬間にほっと心が和むこと。
そんな、何気ない日常のひとこま。これこそが、私たちが守りたい「営み」です。

私たちも実際にお打ち合わせでは、「UA値」や「耐震等級」といった数字の話もしますし、図面上での話もたくさんしています。
でも、私たちの頭の中にあるのは、数字そのものではありません。
「この窓の配置なら、冬の朝、ここに座って飲むコーヒーは絶対に美味しいだろうな」
「この家事動線なら、夕方のバタバタする時間でも、お子さんの話を笑顔で聞いてあげられる心のゆとりができるんじゃないかな」
そんな、住む人の未来の「営み」を想像しながら、いつも設計をしています。
「ゆとり」や「余白」
前回お話した、すべての要素がやさしく調和した家の中では、これまで無意識に感じていたストレス(暑さ、寒さ、不安、薄暗さ、動線の悪さ等)から心も身体も解放されます。
そうして生まれる「心のゆとり」や「時間の余白」こそが、営みの中で心地良さを感じるための大切なスタートラインだと私たちは考えています。
以前、satoieでお家を建ててくださったオーナー様が、こんな話をしてくれました。
「前の家では、冬の朝に結露を拭き取るのが大変で。毎朝が憂鬱だったんです。でも今の家になってからは、その時間がなくなって。朝の支度に余裕が出来たし、子どもの寝起きがよくなったので、朝、怒る回数がとっても減りました(笑)」と。
そのお話を聞いたとき、結露が起きないという「住宅性能」が、ご家族の忙しい朝を「穏やかな家族の時間」へと変えてくれたんだと、とても嬉しく思ったことを覚えています。
家事の負担が減ることや、冬の朝でも、布団からすぐ起き上がれること。
それは単に「楽になる」というだけでなく、これまで無意識にストレスによって奪われていたエネルギーが、子どもたちと笑顔で過ごす時間や、家族の温かい時間を育むことに変わっていくのだと思います。
それこそが性能の先にある、本当の快適さなのだと、私たちは思っています。

暮らしを重ね、育んでいく
satoieの家は、完成したときが一番美しいわけではありません。
むしろ、そこからがスタートです。
お気に入りの器が少しずつ増えていったり。
無垢の床に、うっかりおもちゃを落とした小さな傷がついたり。
いつの間にか、子どもたちの背が伸びてキッチンのカウンターに手が届くようになったり。
住む人の日々の営みが積み重なって、少しずつ「その家族だけの家」になっていきます。
私たちは時間の経過とともに、住む人と一緒に育っていくお家をつくりたいと思っています。
私たちが丁寧につくった家の中で、そこに住む人が笑顔で、安心して暮らしてくださることが私たちの何よりの願いです。
暮らしの営みが心から愉しめる、何気ない日常に溢れている小さな幸せに気づけること。
そんな「豊かな暮らし」を私たちsatoieは、お客さまと共につくっていきたいと考えています。
